VOL.24 カーボンでサイドシルスカッフ作成する

純正のサイドシルスカッフは高い。クオリティは当然良いんですが。社外も、うーん、気に入るのが無いんです。

とりあえず、一部塗装して社外っぽくしていました。しかし、本体は樹脂ですので、当然塗装はすぐ禿げるわけで。

FRPで適当に作ろう、と思ったときは、FRP加工のステップアップも考えていました。カーボン加工です。

FRPで作ると、カーボンより簡単な気がします。FRPですと、結構勢いよく表面のサンダー掛け、パテ埋め、そして適当な研磨と塗装、その後のコンパウンド掛け。しかし、カーボン貼り付けの場合、塗装するより凄く大変な研磨作業が待っています(^^;;;

あえて、加工技術向上のためにカーボン貼り付けで逝ってみました。もち、失敗はしているんですが(ぉ

でも、4連ランプポッドのカバーをカーボン化する予定ですので、イイ練習になったと思います。何でも、まずは試作が重要ですからね。また、本作業をして、カーボン加工の自信をつけました。

FRPで下地を作る

まずは、下地になる型をFRPで作成します。

車体側にFRP貼り付け

車体側をマスキングし、塗りすぎない程度にマスキング部にワックスを塗布。

その後、ガラスマットを適当に切り(ぉ)、樹脂を刷毛で浸透させ、硬化させます。

作業は運転席側と助手席側(リアは未作成)を同時に行っています。が、左右対称には作っていません。

まぁ、どうせ失敗するでしょうし、ということです。ザックリとした形状で、研磨も勉強をするのが目的ですから。

で、硬化したら車体から剥がしますよ。(実は剥がした下地を1週間寝かせていますが・・・・)

カーボンを貼る

それでは、下地の余計な部分をハサミでカットし(おおざっぱw)、カーボンシートを貼り付けますよ!

FRPで作成した下地

・・・実際カーボンを載せて、樹脂を浸透させている写真がないのです。夢中で作業してました(^^;
貼り付けるコツは、まず下地に樹脂を接着剤代わりに少し塗布するんです。で、上からカーボンを載せて、更に上から樹脂を浸透させて安定させます。

ある程度浸透して硬化し始めたら、表面張力を利用するように樹脂を上から垂らして安定させます。樹脂をかけすぎてもダメです。垂らしたら、ローラーで延ばして均一になるようにします。紙を作ってる見たいですね(笑

ちなみに、下地をじっくり平らに研磨してあれば、そんなに難しい作業ではありません。と書いたのは、自分がこの失敗をしたからですよ(爆

結果、硬化した樹脂を研磨する手間が数倍に跳ね上がっています。

ひたすら研磨する

その結果、結構でこぼこなサイドシルスカッフが出来たわけです。で、必死に研磨すると、下写真のようになります。

研磨したサイドシルスカッフ

既に相当研磨しています。順序は・・・ペーパーブロック#120で表面のデコボコを綺麗にならして、#600、#800、#1000の順でペーパーです。#800からは、耐水です。水ないとキツイです。

ペーパーで研磨すると、表面サラサラのフラット状態で完成します。で、そこからコンパウンドでガシガシ研磨です。

ポリッシャー等でギャンギャン研磨した方が遙かに速いですが、自室で夜にやると同居人に殴られますので(笑)、研磨スポンジとコンパウンドで手磨きです。まぁ、1本1時間ぐらいがんばれば、透明性がありピカピカな状態になります。

裏側(笑

裏は、適当にヤスリ掛けしただけですので、この様にザラっとしてます。なお、透過性を重視して、下地は何も塗色せずにカーボンを貼り付けました(光を当てると裏側が透けてます。この状態も重要ですけどね)。透過させたくない場合・・・アイライン等にカーボンを貼る場合であれば、下地は黒塗装しましょう。綺麗に塗る必要はないですけどね。

車体に貼り付け

早速試作したカーボンサイドシルスカッフを、車体に貼り付けてみました。

カーボンで作成したサイドシルスカッフ・運転席側

当然乗り降りが一番激しい運転席側。革靴がゴンゴン当たって塗装が痛みまくっていましたが、コンパウンドでキズをナラした後、このカーボンサイドシルスカッフを貼り付けて見ました。光の加減で、かなり波打っているのがバレバレですね(^^;

カーボンで作成したサイドシルスカッフ・助手席側

助手席側です。コッチのほうが旨く作れたようです。この辺は、使用した樹脂の量とかも関係していたりします。下地の時点で薄いガラスマットにしたり・・・・作成する部位によって工夫が必要のようですね。

このまま暫く使用してみます。キズの付き具合とかも見てみたいですしね。そもそも、この形状で良いのか・・・少し外側にカーボンを伸ばして丸みを帯びた形状(側面までガードする)のほうが良いのか・・・・上にもプレートを作成するか。新型を作成する基準にしてみようと思います。

なお、サイドシルスカッフをFRPやカーボンで作る場合のまとめとしては・・・薄手のガラスマットで、樹脂をあまり使用しないで下地を作る(エア抜きに気を付ける)、下地をキレイに電動サンダーかける、カーボンの上からのせる樹脂はソコソコの量に加減する、です(笑